夜明けの住宅街を、遠くの街並みに向かって歩いていく人物の後ろ姿 ── 歩く理由を設計するという運動サプリの世界観の象徴

Mechanism

運動サプリ®の仕組み

歩く理由を設計する、行動変容アプリ

運動サプリ®は、歩数を「記録する」ためのアプリではなく、 歩く「理由」を仕組みで設計するためのアプリです。

このページでは、運動サプリ®がどう動き、なぜ続けられるのかを、 記録アプリとの違いから、3者構造、特許・IDOM、JPYC との関係まで順に説明します。

  • 記録アプリとの本質的な違い
  • 行動経済学の3つのレバー
  • 3者構造とお金の流れ
  • 特許・IDOM・JPYCの役割

01 / Comparison

歩数を記録するアプリとは、
根本から違います

多くの健康アプリは「歩いた事実を記録する」ことに重点を置いています。 記録は便利ですが、続ける理由は記録の中には生まれません。

運動サプリ®は、歩く前に 「誰のために」「いくら預けて」「どう配るか」 を決める段階から介入します。 歩く理由を設計に変えることが、続ける力をつくります。

Legend

  • 強い / 自動 / 仕組み化
  • 中 / あり
  • 弱い / 限定的
  • なし / 該当なし
  • 歩数計アプリ

    歩数記録
    自動記録
    継続の仕掛け
    記録のみ
    他者との関係
    なし
    お金の流れ
    なし
    成功/失敗の明確さ
    任意で目標設定
    行動変容への強さ
    意志に依存
  • 習慣化アプリ

    歩数記録
    手入力中心
    継続の仕掛け
    通知・タスク管理
    他者との関係
    緩い or なし
    お金の流れ
    なし
    成功/失敗の明確さ
    自己申告
    行動変容への強さ
  • 健康ポイントアプリ

    歩数記録
    自動記録
    継続の仕掛け
    ポイント付与
    他者との関係
    個人で完結
    お金の流れ
    ポイント還元のみ
    成功/失敗の明確さ
    達成度を可視化
    行動変容への強さ
    報酬が小さいと弱い
  • ピアサポート型アプリ

    歩数記録
    自動記録
    継続の仕掛け
    仲間で励まし合う
    他者との関係
    仲間と見せ合う
    お金の流れ
    なし
    成功/失敗の明確さ
    緩い
    行動変容への強さ
    応援が一時的
  • 運動サプリ®

    歩数記録
    自動記録
    継続の仕掛け
    損失回避×コミットメント×利他性
    他者との関係
    スポンサー/受取人を巻き込む
    お金の流れ
    応援金を預け、結果に応じて自動配分
    成功/失敗の明確さ
    達成判定→自動配分
    行動変容への強さ
    強い

運動サプリ®は、歩数を記録するアプリではありません。

失いたくない気持ち約束を守りたい気持ち誰かのために頑張りたい気持ち ── この3つを組み合わせて、歩く理由を生み出すアプリです。

02 / Behavioral Economics

続ける力を生む、3つのレバー

行動経済学は、人が「合理的だけでは動けない」性質を研究する学問です。 ノーベル経済学賞も受賞しているこの分野の知見から、運動サプリは3つのレバーを使います。

  1. 夕方の光の中で、手のひらから金色の砂が指の間をすり抜けていくのを見つめる男性 ── 失う痛みの象徴

    Loss Aversion

    損失回避 歩かないと、損をする

    人は、得る喜びより、失う痛みを2倍以上強く感じる ── これが「損失回避」です(プロスペクト理論/カーネマン)。

    運動サプリでは「歩いたら得をする」のではなく、預けた応援金が「歩かないと自分の手元から離れる」という構造を仕組みでつくります。

    得る期待ではなく、失う痛みが、行動を後押しします。

  2. 見つめ合いながら小指を絡めてゆびきりげんまんをする男女 ── 約束の象徴

    Commitment

    コミットメント 宣言と供託で、約束に変える

    人は、口に出した約束を破りたくない性質を持っています。さらに、目に見える形で「賭ける」と、その約束はずっと強くなります。

    運動サプリでは、目標歩数・期間・応援金・受取人を設定して、応援金を預ける(供託する)ことで、目標がただの「やってみたい」から「守りたい約束」へ変わります。

    決めたから、続ける ── そんな状態を仕組みで設計します。

  3. 公園の光の中、小さな女の子が自分のアイスクリームを小さな男の子に舐めさせて、二人で笑い合う ── 純粋な利他の象徴

    Altruism

    利他性 誰かのために、歩く

    人は、自分のためより、誰かのためのほうが頑張れる性質を持っています。

    運動サプリでは、成功時の応援金が家族や友人、寄付先に届くように設計できます。失敗時の配分先も自由に決められます。

    「歩くこと」が誰かへの贈り物になり、自分の意志ひとつに頼らない動機が立ち上がります。

3つのレバーを単独で使うアプリは多くあります。 運動サプリは、これらを同時に・自分の文脈で組み立てられるようにしました。

03 / Structure

3者で組み立てる、お金と歩数の流れ

運動サプリは「歩く人(チャレンジャー)」「応援金を預ける人(スポンサー)」「結果を受け取る人(受取人)」の3者で動きます。順を追って見ていきましょう。

新緑の街路樹の下を、ひとり静かに歩いていく後ろ姿 ── ウォーキングに挑むチャレンジャーの象徴

01 / 05 · Challenger

歩くのは「チャレンジャー」

ウォーキングに取り組む人。本人が自分で挑むことも、家族や同僚を応援する形で挑むこともできます。

温かい光の中で、誰かの手から手へとそっと封筒を手渡す瞬間 ── 応援金を預けるスポンサーの象徴

02 / 05 · Sponsor

応援金を預ける「スポンサー」

チャレンジ条件を決め、応援金を預ける人。本人が自分で兼ねることも、家族や企業が担うこともできます。

差し出された両手の中に金色の光が降り注ぐ ── 応援金を受け取る受取人の象徴

03 / 05 · Receiver

結果を受け取る「受取人」

成功時・失敗時、応援金が届く先。家族や寄付先など、複数を組み合わせて設定することもできます。

木のテーブルの上のガラス瓶に金貨が静かに保管されている ── スマートコントラクトに預けられた応援金の象徴

04 / 05 · Money Flow

応援金は、スマートコントラクトに預ける

スポンサーが預けた応援金は、ブロックチェーン上のスマートコントラクトに保管されます。チャレンジが終わるまで、誰も動かせません。

高齢者の手から子どもの手のひらへ、金貨がそっと手渡される ── 達成後の自動配分の象徴

05 / 05 · Settlement

達成すれば受取人へ、未達なら配分先へ

チャレンジャーの歩数を毎日送信。期間の終わりにスマートコントラクトが結果を判定し、応援金を自動で配分します。

全体を1枚の図でまとめて見る
運動サプリの仕組み:スポンサーがチャレンジ条件と応援金をスマートコントラクトに送り、チャレンジャーが歩数を送信、達成時はスマートコントラクトが受取人へ、失敗時は事前に設定した配分先へ自動配分する図解

同じ人が複数の役を兼ねることもできます。 たとえば「自分でスポンサーをして、自分にチャレンジ、家族を受取人に」という設計も可能です。

04 / Flow

成功時/失敗時の流れ

運動サプリの一番大事な特徴は、応援金が「消える」のではなく、必ず誰かに届くことです。 誰に届くかは、すべて事前にあなたが決めます

Step 0:チャレンジを作る

  1. Step 0-1

    目標と期間を決める

    1日8,000歩を30日、3ヶ月で習慣化する、など。チャレンジャー本人または応援したい人で設定。

  2. Step 0-2

    応援金を預ける

    スポンサーが応援金(JPYC や日本円相当)をチャレンジに預けます。預けた瞬間に、目標は守りたい約束に変わります。

  3. Step 0-3

    受取人を決める(成功時/失敗時)

    結果に応じて応援金が届く先を、それぞれ事前に決めておきます。受取人は1人でも、複数でも、寄付先でもOK。

夕日の差し込む並木道を、家族3人が手をつなぎながら並んで歩く ── チャレンジ達成後、応援金が家族のもとへ届く未来の象徴

成功した場合

  1. 歩数アプリ(HealthKit / Google Fit)から自動で日々の歩数が反映される
  2. チャレンジ期間終了時に達成判定
  3. 応援金は事前に決めた「成功時の受取人」へ自動配分

例:自分が成功したら、応援してくれた家族に届く。
例:仲間と参加して、達成者全員で分け合う。

夕暮れの光の中、両手で1枚の金色の葉を木の寄付箱にそっと差し入れる ── 失敗時も応援金は事前に決めた配分先へ届くという受容の象徴

失敗した場合

  1. チャレンジ期間終了時に未達と判定
  2. 応援金は事前に決めた「失敗時の受取人」へ自動配分
  3. 受取人はスポンサー本人へ返金、家族、寄付先などスポンサーが自由に設定

例:失敗したら寄付先に届く(自分の歩かなさが社会貢献になる)。
例:失敗したらライバルに届く(負けたくない)。

応援金は、消えない。
必ず、あなたが決めた誰かに届く。

05 / Foundations

設計を支える、特許とIDOM

運動サプリ®の独自性は、ひとつの機能ではなく 「歩く理由を設計する考え方」 そのものにあります。 その考え方を支えているのが、特許とIDOMの2本柱です。

温かい灯火に照らされた手が、和紙の上に朱色の印を押す瞬間 ── 設計の根拠としての特許の象徴

Patent

特許第6696672号「チャレンジ支援システム」

単機能ではなく、運動サプリ®を成立させる仕組みの組み合わせそのものが特許で守られています。

  • 歩く人・応援する人・受け取る人の3者構造
  • 応援金の供託と、達成判定に応じた配分
  • ブロックチェーン上での自動実行

欧州・米国・中国でも特許出願中。日本発の行動変容プロトコルを国際的にも保護しています。

開いたノートの上に置かれた真鍮の方位磁石と、放射状に伸びる矢印 ── 動機から成果を逆算する設計思想 IDOM の象徴

IDOM

IDOM ── Incentive Driven Outcome Management

IDOM は、インセンティブの設計から成果を逆算する考え方です。
「何を頑張ってほしいか」を伝える前に、「何が動機になるか」「結果は誰のものか」を組み立てます。

  • 誰の動機を、どう作るか
  • 成功・失敗の結果を、誰が受け取るか
  • 動機と結果を、どう接続するか

運動サプリ®は、行動経済学の知見と、特許で守られた仕組みを、IDOM の枠組みで実装したアプリです。

何が新しいのか ── 歩数計や習慣化アプリは「歩いた事実を記録する/思い出させる」に閉じています。
運動サプリ®は、歩く前の 動機 と、歩いた後の 結果配分 を、3者で組み立て直せること。
だから、続きやすい仕組みを「自分の文脈」でつくれます。

06 / JPYC & Blockchain

ルールを「人」ではなく「コード」が守る

運動サプリ®の主役は、行動変容の設計です。 ブロックチェーンと JPYC は、その設計を裏で確実に動かすための仕組みの裏側にあたります。

「あとから運営の都合でルールが変わるのでは?」「失敗したら本当に決めた人に届くの?」 ── こういった不安への答えは、ルールがコードとして公開された場所に書いてある、です。

木のテーブルの上の透明な水晶のキューブの中に、金貨が宙に浮いたまま閉じ込められている ── 人の手で書き換えられないスマートコントラクトの象徴

Smart contract — 3 つの仕事

  • 01

    応援金の保管

    預けた応援金をブロックチェーン上で安全に保管。誰かが横取りしたり、運営が後から書き換えたりはできません。

  • 02

    条件の保持

    目標歩数・期間・配分ルールはチャレンジ作成時に固定され、後から都合よく変更されません。

  • 03

    判定と自動配分

    歩数達成を自動判定し、結果に応じて事前に決めた受取人へ自動で配分。人を介さず動きます。

JPYC — なぜ相性がよいのか

  • ルールとお金を、ひとつの層で扱える

    応援金(お金)と配分ルール(条件)を、同じスマートコントラクト上で動かせます。「誰がいつ何を払う」が、人を介さず一発で決着する設計に向いています。

  • 1 JPYC = 1 円相当で、感覚と一致する

    暗号資産特有の値動きの影響を受けにくい円建て設計のため、3,000円預けたら3,000円相当として動きます。家族や寄付先への贈与もそのまま意味が通ります。

  • ガス代は数円〜数十円程度

    Polygon などの環境を使うことで、チャレンジ作成・配分の都度発生するブロックチェーン手数料は数円〜数十円。日常使いを想定した費用感です。

※ 価格は JPYC 株式会社の発表に基づきます。最新情報は公式サイトをご確認ください。

運動サプリ®は、JPYC やブロックチェーンを投機の手段としては扱いません
応援金や約束、結果の分配を、人の都合で揺らがず実行するための、円建ての道具として使っています。

JPYC を使った応援金設計の具体例(家族・友人・寄付先と組み合わせるパターンなど)は、JPYC ページ で詳しく説明します。