01 / 05 · Challenger
歩くのは「チャレンジャー」
ウォーキングに取り組む人。本人が自分で挑むことも、家族や同僚を応援する形で挑むこともできます。
Mechanism
歩く理由を設計する、行動変容アプリ
運動サプリ®は、歩数を「記録する」ためのアプリではなく、
歩く「理由」を仕組みで設計するためのアプリです。
このページでは、運動サプリ®がどう動き、なぜ続けられるのかを、
記録アプリとの違いから、3者構造、特許・IDOM、JPYC との関係まで順に説明します。
01 / Comparison
多くの健康アプリは「歩いた事実を記録する」ことに重点を置いています。
記録は便利ですが、続ける理由は記録の中には生まれません。
運動サプリ®は、歩く前に 「誰のために」「いくら預けて」「どう配るか」 を決める段階から介入します。
歩く理由を設計に変えることが、続ける力をつくります。
Legend
歩数計アプリ
習慣化アプリ
健康ポイントアプリ
ピアサポート型アプリ
運動サプリ®
| 種類 | 歩数記録 | 継続の仕掛け | 他者との関係 | お金の流れ | 成功/失敗の明確さ | 行動変容への強さ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 歩数計アプリ | 自動記録 | 記録のみ | なし | なし | 任意で目標設定 | 意志に依存 |
| 習慣化アプリ | 手入力中心 | 通知・タスク管理 | 緩い or なし | なし | 自己申告 | 中 |
| 健康ポイントアプリ | 自動記録 | ポイント付与 | 個人で完結 | ポイント還元のみ | 達成度を可視化 | 報酬が小さいと弱い |
| ピアサポート型アプリ | 自動記録 | 仲間で励まし合う | 仲間と見せ合う | なし | 緩い | 応援が一時的 |
| 運動サプリ® | 自動記録 | 損失回避×コミットメント×利他性 | スポンサー/受取人を巻き込む | 応援金を預け、結果に応じて自動配分 | 達成判定→自動配分 | 強い |
運動サプリ®は、歩数を記録するアプリではありません。
失いたくない気持ち・約束を守りたい気持ち・誰かのために頑張りたい気持ち ──
この3つを組み合わせて、歩く理由を生み出すアプリです。
02 / Behavioral Economics
行動経済学は、人が「合理的だけでは動けない」性質を研究する学問です。
ノーベル経済学賞も受賞しているこの分野の知見から、運動サプリは3つのレバーを使います。
Loss Aversion
人は、得る喜びより、失う痛みを2倍以上強く感じる ── これが「損失回避」です(プロスペクト理論/カーネマン)。
運動サプリでは「歩いたら得をする」のではなく、預けた応援金が「歩かないと自分の手元から離れる」という構造を仕組みでつくります。
得る期待ではなく、失う痛みが、行動を後押しします。
Commitment
人は、口に出した約束を破りたくない性質を持っています。さらに、目に見える形で「賭ける」と、その約束はずっと強くなります。
運動サプリでは、目標歩数・期間・応援金・受取人を設定して、応援金を預ける(供託する)ことで、目標がただの「やってみたい」から「守りたい約束」へ変わります。
決めたから、続ける ── そんな状態を仕組みで設計します。
Altruism
人は、自分のためより、誰かのためのほうが頑張れる性質を持っています。
運動サプリでは、成功時の応援金が家族や友人、寄付先に届くように設計できます。失敗時の配分先も自由に決められます。
「歩くこと」が誰かへの贈り物になり、自分の意志ひとつに頼らない動機が立ち上がります。
3つのレバーを単独で使うアプリは多くあります。
運動サプリは、これらを同時に・自分の文脈で組み立てられるようにしました。
03 / Structure
運動サプリは「歩く人(チャレンジャー)」「応援金を預ける人(スポンサー)」「結果を受け取る人(受取人)」の3者で動きます。順を追って見ていきましょう。
01 / 05 · Challenger
ウォーキングに取り組む人。本人が自分で挑むことも、家族や同僚を応援する形で挑むこともできます。
02 / 05 · Sponsor
チャレンジ条件を決め、応援金を預ける人。本人が自分で兼ねることも、家族や企業が担うこともできます。
03 / 05 · Receiver
成功時・失敗時、応援金が届く先。家族や寄付先など、複数を組み合わせて設定することもできます。
04 / 05 · Money Flow
スポンサーが預けた応援金は、ブロックチェーン上のスマートコントラクトに保管されます。チャレンジが終わるまで、誰も動かせません。
05 / 05 · Settlement
チャレンジャーの歩数を毎日送信。期間の終わりにスマートコントラクトが結果を判定し、応援金を自動で配分します。
同じ人が複数の役を兼ねることもできます。
たとえば「自分でスポンサーをして、自分にチャレンジ、家族を受取人に」という設計も可能です。
04 / Flow
運動サプリの一番大事な特徴は、応援金が「消える」のではなく、必ず誰かに届くことです。
誰に届くかは、すべて事前にあなたが決めます。
Step 0-1
目標と期間を決める
1日8,000歩を30日、3ヶ月で習慣化する、など。チャレンジャー本人または応援したい人で設定。
Step 0-2
応援金を預ける
スポンサーが応援金(JPYC や日本円相当)をチャレンジに預けます。預けた瞬間に、目標は守りたい約束に変わります。
Step 0-3
受取人を決める(成功時/失敗時)
結果に応じて応援金が届く先を、それぞれ事前に決めておきます。受取人は1人でも、複数でも、寄付先でもOK。
例:自分が成功したら、応援してくれた家族に届く。
例:仲間と参加して、達成者全員で分け合う。
例:失敗したら寄付先に届く(自分の歩かなさが社会貢献になる)。
例:失敗したらライバルに届く(負けたくない)。
応援金は、消えない。
必ず、あなたが決めた誰かに届く。
05 / Foundations
運動サプリ®の独自性は、ひとつの機能ではなく 「歩く理由を設計する考え方」 そのものにあります。
その考え方を支えているのが、特許とIDOMの2本柱です。
Patent
単機能ではなく、運動サプリ®を成立させる仕組みの組み合わせそのものが特許で守られています。
欧州・米国・中国でも特許出願中。日本発の行動変容プロトコルを国際的にも保護しています。
IDOM
IDOM は、インセンティブの設計から成果を逆算する考え方です。
「何を頑張ってほしいか」を伝える前に、「何が動機になるか」「結果は誰のものか」を組み立てます。
運動サプリ®は、行動経済学の知見と、特許で守られた仕組みを、IDOM の枠組みで実装したアプリです。
何が新しいのか ── 歩数計や習慣化アプリは「歩いた事実を記録する/思い出させる」に閉じています。
運動サプリ®は、歩く前の 動機 と、歩いた後の 結果配分 を、3者で組み立て直せること。
だから、続きやすい仕組みを「自分の文脈」でつくれます。
06 / JPYC & Blockchain
運動サプリ®の主役は、行動変容の設計です。
ブロックチェーンと JPYC は、その設計を裏で確実に動かすための仕組みの裏側にあたります。
「あとから運営の都合でルールが変わるのでは?」「失敗したら本当に決めた人に届くの?」 ── こういった不安への答えは、ルールがコードとして公開された場所に書いてある、です。
01
応援金の保管
預けた応援金をブロックチェーン上で安全に保管。誰かが横取りしたり、運営が後から書き換えたりはできません。
02
条件の保持
目標歩数・期間・配分ルールはチャレンジ作成時に固定され、後から都合よく変更されません。
03
判定と自動配分
歩数達成を自動判定し、結果に応じて事前に決めた受取人へ自動で配分。人を介さず動きます。
ルールとお金を、ひとつの層で扱える
応援金(お金)と配分ルール(条件)を、同じスマートコントラクト上で動かせます。「誰がいつ何を払う」が、人を介さず一発で決着する設計に向いています。
1 JPYC = 1 円相当で、感覚と一致する
暗号資産特有の値動きの影響を受けにくい円建て設計のため、3,000円預けたら3,000円相当として動きます。家族や寄付先への贈与もそのまま意味が通ります。
ガス代は数円〜数十円程度
Polygon などの環境を使うことで、チャレンジ作成・配分の都度発生するブロックチェーン手数料は数円〜数十円。日常使いを想定した費用感です。
※ 価格は JPYC 株式会社の発表に基づきます。最新情報は公式サイトをご確認ください。
運動サプリ®は、JPYC やブロックチェーンを投機の手段としては扱いません。
応援金や約束、結果の分配を、人の都合で揺らがず実行するための、円建ての道具として使っています。
JPYC を使った応援金設計の具体例(家族・友人・寄付先と組み合わせるパターンなど)は、JPYC ページ で詳しく説明します。