AI × Behavior Change

AIは、現金を扱えません。

運動サプリ®は、AIが人の行動変容にコミットできるインフラになります。

AIが経済活動を担う時代が、もう始まっています。 ただし、AIは現金もクレジットカードも扱えません。AIが価値を動かすには、ブロックチェーン上のスマートコントラクトと、JPYC のような円建てステーブルコインという二つの前提インフラが必要です。

運動サプリ® には、すでにこの両方が組み込まれています。だから運動サプリ® は、AIが「思い出させる」のではなく、人の行動変容に バジェットを預け、ルールに従って動き、結果に責任を持つ場になれます。

ヒトの意図を、AIが実行し、スマートコントラクトが説明責任を引き受ける ── そんな世界の試運転を、運動サプリ® から始めます。

01 / Behind the Shift

AIが経済活動を担う時代に、必要なもの

AIが「考える」だけでなく「実際に動く」ためには、AIが扱える形の お金契約が必要です。 この二つが揃ったときに、はじめてAIは経済の中で「責任を負う主体」として振る舞えます。

  • AIは現金を扱えません

    AIは銀行口座やクレジットカードを「自分のもの」として運用できません。会話で提案することはできますが、価値を移動させる手段を持っていません。

  • ステーブルコインが、その隙間を埋めます

    ブロックチェーン上の円建てステーブルコインは、AIがプログラムとして直接扱える「お金」です。JPYC のような円建てなら、人の生活感覚とも一致します。

  • スマートコントラクトが、約束の置き場所になります

    ルールと資金を同じ層に置いた契約は、AIにとっての「説明責任の容れ物」です。条件を満たしたら自動で動き、満たさなければ動かない ── 人の都合では揺らがない場が要ります。

02 / Where We Stand

運動サプリ®には、すでに材料が揃っています

AI sponsor を成立させるために、ゼロから作り直す必要はありません。 運動サプリ® は、行動変容のために必要な部品を、すでに次の4つの形で持っています。

  1. 三者構造

    チャレンジャー・スポンサー・受取人。一人が複数の役割を兼ねられる柔軟な設計です。AIスポンサーは、この既存のスポンサー役を「人の代わりに任される」かたちで自然に入ります。

  2. スマートコントラクト

    応援金・約束・分配のルールがブロックチェーン上で動いています。条件を満たしたときだけ、設計通りに価値が移動します。

  3. JPYC(円建てステーブルコイン)

    応援金や分配の単位として、JPYC をはじめとするブロックチェーン上のステーブルコインを使います。AIが直接扱えるお金が、もう運動サプリ® の中で動いています。

  4. ウォレット自動作成

    アカウント登録するだけでウォレットが用意されます。Web3Auth による分散管理で、ユーザーが秘密の文字列を覚える必要はありません。

足りない最後の1ピースは、policy-bounded な AI sponsor ── 「誰かの意図を、ルール付きで代行する AI」のレイヤーです。 仕組みの詳細は Web3 ページJPYC ページ をご覧ください。

03 / Who Delegates

AI sponsor を委任できる、4つの主体

AI に「自分のミッション」はありません。AI はつねに、誰かから委任された範囲で動きます。 誰が委任するかによって、正当性・リスク・必要な制御の重さが変わります。

  • 01 / Future-self

    未来の自分が、今の自分にコミットさせる

    使い方:自分でルール・予算・受取人を事前に決めて、未来の自分に守らせる。

    主なリスク
    後悔と過大コミット
    必要な制御
    クールダウン期間・緊急停止・受諾前の編集可能枠
  • 02 / Individual

    自分が、自分の AI 後見人を持つ

    使い方:AIを「自分の財布番」として配置し、定期チャレンジを自動運用する。

    主なリスク
    暴走・気づかぬ自動化
    必要な制御
    ハード上限・行動説明・閾値超は本人承認
  • 03 / Family

    家族・パートナーが応援金をデリゲートする

    使い方:離れた家族が応援金と励ましのトーンを AI に預け、距離があってもケアできる。

    主なリスク
    干渉・羞恥・関係性の圧力
    必要な制御
    本人の明示同意・トーン制限・受取側の透明性
  • 04 / Company

    法人が、ウェルネス予算を opt-in で提供する

    使い方:従業員の自発参加で、団体チャレンジを policy 配下で運用する。

    主なリスク
    監視・圧力・人事評価への流用
    必要な制御
    opt-in 限定・人事評価と非連動・集計レポートのみ・強い承認フロー

運動サプリ® は、Future-self と Individual から始めます 自分への委任が一番正当性が明確で、governance の負荷が軽いからです。家族・法人への拡張は、信頼の枠組みが見えてから順に進めます。

04 / How It Works

ヒトの意図、AIの実行、スマートコントラクトの説明責任

運動サプリ® における AI sponsor の動きは、5つのステップで完結します。 どのステップでも、誰がミッションを決め、誰が資金を握り、誰が受取人かが明示されます。

  1. 委任

    個人・家族・法人といった主体が、AI sponsor に予算・チャレンジテンプレート・受取人・承認しきい値・緊急停止権限を渡します。

  2. AIによる実行準備

    AI sponsor は委任 policy の範囲内でチャレンジを設計し、スマートコントラクトに JPYC を入金する取引を準備します。policy の上限を超える場合は人の承認を求めます。

  3. スマートコントラクトへの預け入れ

    応援金(JPYC)・条件・成功時と未達時の受取人が、ブロックチェーン上に固定されます。あとから運営の都合では書き換わりません。

  4. チャレンジャーが歩く

    チャレンジャーは既存の運動サプリ® アプリで歩数を記録し、これまで通り結果を提出します。AI が介入するのはスポンサー側だけで、歩く人の体験は変わりません。

  5. 自動配分

    スマートコントラクトが成功・未達を判定し、JPYC を事前に決めた受取人へ自動で配分します。成功なら本人・家族・寄付先など、未達なら設計どおりの没収先へ。AIが恣意的に握ることはありません。

05 / Trust by Design

信頼を、技術で支える

AI に行動変容のバジェットを預けるとき、いちばん大切なのは「AIが何をできて、何をできないか」がはっきり見えていることです。 運動サプリ® は、AI sponsor の動きを次の4つの仕組みで縛ります。

  • Spending Limits

    支出上限

    AI sponsor が一度に動かせる金額は、委任時に決めた上限以下に限られます。policy を上書きしない限り、AI はそれを超えられません。

  • Human Approval

    人間の承認

    閾値を超える取引・新しい受取人の追加・テンプレート外のチャレンジには、委任した本人の明示的な承認が必要です。

  • Transparent Policy

    透明な policy

    誰がミッションを決め、誰が資金を握り、誰がどの条件で受け取るのかが、コントラクト上で読み取れます。AI が密かに利益を得ることはできません。

  • Emergency Stop

    緊急停止

    委任した本人は、いつでも AI sponsor を一時停止・権限縮小・撤回できます。スマートコントラクトのログは消えないので、後で監査もできます。

AI sponsor の正当性は、AI 自身ではなく、委任した人や組織から借りてきています。 だから、緊急ブレーキはいつも人の側にあります。

06 / Where We're Going

AIが動ける世界を、ひとのために

運動サプリ® は、歩数を測るアプリではなく、「歩く理由」を設計する場です。 ブロックチェーン上のスマートコントラクトと、JPYC のような円建てステーブルコインが揃ったことで、その設計が 自動で動く実装 になりました。

そこに AI sponsor を1層加えると、「誰かの行動変容を本気で応援する役」を いつでも・どこでも・揺らがず 引き受けてくれる存在が生まれます。 人の意図に従い、ルールの範囲で動き、結果に説明責任を負う。人格を持つ AI ではなく、責任を持つ AI ── それが運動サプリ® が描く形です。

ヒトの意図を、AIが背負える社会へ。 その試運転を、運動サプリ® から始めます。